オレンジにっき☆

オレンジのフラメンコ&音楽&読書&日々の徒然です。
イラストにオンマウスで一言入っていたりいなかったり。

カテゴリ: 映画

以下[ハイ☆スピード]感想過剰書きです。
時系列ばらばら。
(Twitterに全然収まりきれなかった…)

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・甘酸っぱいよー。中学生で皆がもにょもにょしてるー。

・ 中盤以降まで全体の背景が鈍色で暗い雰囲気が、各々の心象風景のよう。

・ 郁也のCVって、もっと高いお声かと思ってた(ビジュアルだけ見た時、てっきり女性の声優さんが演るのかと…。まさかのバナージとか…!)

・ キスミが空気読める奴すぎてビックリする。
これで中学生とな…?

・ 前半の真琴の主体性の無さよ…(すみません…)。

・ これってたぶん都会の一角が舞台だったとしても成り立つ話なのかもしんないけれど、それを敢えて岩美にしたってのがもぉ何て言うか…!(筆舌に尽くし難い)
そいで遙の家が古い日本家屋っぽいのも良いんだろうなぁ。

・ 高校生活においての、遙と真琴のニコイチ感とか阿吽の呼吸感とかって、最初から成立してた訳ではなくて、こうゆうごにょごにょがあってこそ成り立っていたんだと思うとしみじみと感慨深い。

・ よくよく観てたら、映画開始前のトレーラーってムチャクチャ上手く作ってあるんだなーって思った。
音楽と動画のタイミングを合わせて、動きを繋げるのとかが好き過ぎる…!(しかも要所要所はがっちり押さえてある)。

・やっぱり水の表現が綺麗すぎる…!
特に夜のSCシーンとか!
夜のプールってすごい。

・ 遙って、高校生の方が人当たり柔らかいのねー。
高校の方が普通に結構笑ってる…、よね…?

・ 空の表現が綺麗。夕焼けとか!空の色が綺麗すぎる。

・ 「バカ旭、」って言われながらも彼の言ってる事はいちいち正論すぎるし、そのポジティブなものの見方(でも本質を捉えてる)は素敵だ。

・ こやって、各々自分が自信があるもの(しかも普通以上に才能もある)を持ち寄って戦ったり、協力し合ったりするって事がすごーく眩しい。
以前にとあるドキュメンタリーで観た[Annie]のオーディションを思い出したり(まだ小学生とかなのに、負けて悔しくって泣くって行為は尊いと思う)。

・ 「遙がいるから泳いでいるんじゃないの?」って真琴に突っ込む尚先輩。
そっか、好き(変な意味じゃなくてね)な事に対して、高校生の真琴は完全に開き直ってる(てかそれを当然の在るべき感情のように受け入れてる)けれど、その感情について、やっぱり思う所が過去にはあったのね、って姿がリアリティ。

・ 真琴がもにょもにょしてる時に、自分を水から引き上げてくれない真琴を探しちゃう遙の姿が痛々しい…。

‎ ・あーーーーー、「(水泳も遙も)大好きだから、一緒に泳ぎたい、」って言う所の真琴の動画がおヤバいー。
どんな作画してるの…!

・ 開き直った後の真琴のキャパシティ感。これもおヤバい…!

・ そいでさ、水泳も遙も好きって言って、この後更に進路どうこうでまたあれこれとあるのだけれど、ずっとそれらを手に入れていられるって、羨ましい真琴。

・ 「これやる!」って低血糖で倒れた遥に飴(チュッパチャップス的なやつ)を渡す旭が良いね!

・ 色々解決しかけてから、夏服になるとか…!画面の明るさの対比がすごい。

・「…俺も、寂しかったのか…?」って遙の意外な発言。

・ 夏!花火!!
夏ってやっぱりすごい!

・ リレーシーンとか眩しい。
BGMと水の効果音(飛び込む時の音とか壁を蹴ってターンする時の音が…!)もとても良いよなぁ。

・んでもこの後はbad end…なんだよね…とか…。
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以上、今時のアニメーションも楽しいね!って珍しくも思いながら、がっちり観てしまった感想でしたー。

映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-(通常版) [DVD]
島崎信長
ポニーキャニオン
2016-07-20

小学生の時に再放送を観て、とても好きになって追っかけ続けた[あぶない刑事]のラストの映画、[さらば あぶない刑事]を観に行ってきましたー。

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映画『さらば あぶない刑事』公式サイト

元々80年台のドラマという事で、その設定を背負ったまま、現代(携帯やネットが普及する世界)で当時のままに活躍するのは、相当に無理があって、観ていてうむむと思ってしまうのが、最近の映画版だったのですが、今回はそれらが見事に払拭されておりまして、ムチャクチャに楽しかったですよ…!

▼以下感想です(時系列バラバラです)
・始まりのシーンがとてつもなく!素敵だったです(例え内容がどうでも、このシーンが観れただけでも良かったと思えるくらい素敵な演出だったですよ…!効果音と画面の色と動きが最高すぎる…!!)

・横浜の夜の上空をバックに、昔のフォントのままでタイトルが出てくるとか、うはーと思ってしまいました。

・BGMが格好良い(ジャズの使い所や、盛り上がるシーンにかかる音楽がドラマチックで、まるで大河ドラマのよう)。

・画面が全体的に暗くて、ムーディーな雰囲気を常に醸し出している(やっぱり大人の男性には夜が似合うのですねー)。

・画面の中に静寂が心地良いシーンが多々ある(常に明るいだけのノリではなくて、メリハリがあるのが良いです)。

・そんな中でも柴田恭兵さんのライトなノリや、アドリブの数々が堪らなく小気味良い(お芝居上手!大好きなんですよ…!)

・設定に無理がない(よくよく考えたら無理があるのかもしれないですが、それに気づかせない世界観作りがちゃんとされている)。

・結構リアルに人が撃たれる(血がドバっと出る演出は珍しいような…。でもそうゆう演出も緊張感とハードボイルドに拍車をかけていたと思うです)。

・ナイフを使った立ち回りのシーンに緊張感がある(カメラワークとか動きとかが、スタイリッシュな感じ)。

・お二人とも当然お歳をとっているのですが(何と60歳代)、話し方や掛け合いが昔のままで、脳内では完全に当時の二人が駆けずり回っている状態になる(楽しい!)

・時々おぉ!と思える懐かしい台詞や仕草をちょこちょこと皆なして挟んで来るので、ニヤリとさせられてしまう。

・EDの映像が今までの総まとめ!で、本当に泣ける…(近藤課長も映るのがもぉ…!)

・スペイン語好きの自分としましては、スペイン語が多々出てきてそれも嬉しかったー(ユージがスペイン語を話してくれる!)

そいで舘ひろしさんが、各所のインタビューで、今回の映画は『原点回帰』だってよく仰っていたですが、正にそうだったですよ。

トレーラーもスタイリッシュでオシャレですよー。
上手く現在のオシャレ感とマッチさせている感じですよね。





とは言え、細かく言えば、タカさんに恋人の存在って必要だったのかしらとか、横浜が舞台なのに、元町や中華街が映っていないような気がするとか(ちらりとでもイセザキモールが映ったのには感動しました…!)、薫さんはああゆうオシャレじゃなく、もっと大人の女性のファッションシーンがたくさんあっても良かったかもとか(ポスターのようにストレートヘア&パンツスーツ)、二人の煙草を吸うシーンが欲しかったとか(でも煙草は止めたそうなので仕方ないですよね)、もっとこうしてくれたらなぁという感想があると言えばあるのですが、それでも総合評価をするとしましたら、星4.5とかですね…!

ファンの方は最近の映画版はちょっと横に置いておいて、初期のあぶない刑事を思いを馳せて、ぜひ観に行きましょう!と声を大にして言える映画でした。
あぶない刑事を好きで良かったー。
ありがとー!!

このくらいの歳になって、ようやく映画のおもしろさが分かったような気がしたり。
映画と言えば、ハリウッドかアニメーションか邦画だけしかこの世にないと思っていたのですよ…。

キューバが舞台のオムニバス映画[Seven days in Havana] の音楽とか空気感が大変に良かったです…!
セブン・デイズ・イン・ハバナ [DVD]
ダニエル・ブリュール
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
2013-01-11


そいでね、同時にこんなにも旅情を掻き立てられてしまうのは、きっと一度でも海外に行ったからなんだと思う。
だって一度も行ってなかった時は、そうゆう世界が本当に!現実に存在するって事が全然リアルには信じられていなくて、その空気感とか、あ、もしかしたらこうなのかもっていう気配すら思う事ができなかったんだもんなぁ。

最近本当によく思うのですけれど、20代前半に薄ら観つつも、当時は何の感慨も抱かなかった映画でも、今観ると全然違う印象を受けるっていうのも何か良いよなーと。
当時その映画を薦めてくれた人(付き合ってた人だった)ごめん〜って本当に思いますな…。

チベット(だったような気がする)に行って、楽器(スーホ白い馬のあれ)を習って来たっていうその彼と私は、同じ映画を観てても、たぶん全然違う場所、それこそ惑星が違うような所に立っていたんじゃないかって今なら思う。

別にそれが悪い事だったって言うのではないのですけれど、そいでもその映画の良さとか雰囲気とか、正に今私が感じていたような事を、彼はあの時既に感じていたのかもしれないって思うと、いつかもう一度再会とかをして、あの時のあの映画すごい良かった!って、感想を言い合ったりできたらそれはすごい楽しいような事なのかもしれないって思ったりしてしまいます。

だって[ガスパール]って映画をこないだ観た時に、まってまってー、これってあの時のあの映画じゃない?って思った時の衝撃ったら…!
ガスパール~君と過ごした季節 [DVD]
ジェラール・ダルモン
ブロードウェイ
2007-12-07


その映画で覚えていたワードは(当時は途中で寝てしまった…)、海辺・レストラン・カラッとした空気、青い空、くらいだったのですけれど、よくよく調べましたら、その人が好きだった映画監督の作品だったので、おぉ、やっぱりこれってあの時の映画だったのねと。

とても親しい人を思い出す要素として、香水とか乗っていた車の車種とか、よく行った場所とかがあると思うのですけれど、その人とか、今とても身近な人をいつか思い出す時が来るのだとしたら、キィワードは絶対に、

映画・音楽・海外

に尽きるのだと思っているのです。

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他に最近観て良かったのはこの辺り。

さよなら、アドルフ [DVD]
サスキア・ローゼンダール
KADOKAWA / 角川書店
2014-08-08


日本のいちばん長い日 [DVD]
三船敏郎
東宝
2005-07-22


迷子の警察音楽隊 [DVD]
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Nikkatsu =dvd=
2008-06-13


チャドルと生きる [DVD]
フレシテ・ザドル・オラファイ
ジーダス
2003-01-24


ホノカアボーイ [DVD]
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カンダハール [DVD]
ニルファー・パズィラ
ブロードウェイ
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イリュージョニスト [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2011-10-08


ジンガ The soul of brasilian football [DVD]
ドキュメンタリー映画
レントラックジャパン
2006-10-18




しわ [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2013-11-06



今とても気になる国は、中東とブラジルとスペインなのです…!

年末からこっち、一人で騒いでいた物理キー搭載のスマートフォンはこちらです☆


この物理キーが、一昔前の未来デザインという感じで燃えるー!
更に質実剛健(だと思っている)、高セキュリティ、痒い所に手が届く仕様(設定とかいちいち気が利いてる)、というなかなかに楽しい携帯です。
リンゴマーク携帯とは、相当勝手が違うですが、それもまた楽し☆

でもこのスマホに関してましては、情報源がネットしかない(しかも日本で発売をしていないので、情報が極端に少ない)ので、あれこれとPCがで調べるのにお正月をほぼ費やしたというのがおよよな状況ではあるのですけれど…。

そいで新たに契約をした音声通話付きSIMカードはこちらです。

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音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmio

MNPにも対応。
契約したプランは、何と月額2,200円なので(安っ)、これで携帯代が1ヶ月6,500円くらい浮くはず〜(紹介をしてくれたSEのJIROさん、ありがとうございます!)
格安スマホを考えている方、ご参考にどうぞ☆

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こちらの映画が良かったですよ。
グランド・ブダペスト・ホテル [DVD]
レイフ・ファインズ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2014-11-12


チラシを見た時から、この真っ赤なエレベーター内の一コマが忘れられずにいたのですねー。
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こちら、ファンシーな画面にも関わらず、製作者の方の裏に込められた思いや、そのオマージュは重たいですね…。

当時ユダヤ人の迫害を禁止し、平等な社会を作っていたハンガリー帝国内のウィーン(そのおかげで様々な文化や芸術が花開いた)に実際に存在した作家シュテファン・ツヴァイクと、主役である世界一のコンシェルジェ・グスタフを重ねあわせている、という事を後から知った時には、とても感慨深かったです。

そいで、映画内でグスタフはコンシェルジュのネットワークを持っていて、それを駆使して冤罪から逃れるよう手助けを請うのですが(各々のホテルのルームキーのデザインとか秀逸だった)、それも実際に作家ツヴァイクが世界平和のための作家ネットワークを持っていた、というものと同じだったとは…。

コンシェルジュネットワークなんて、映画内だけで観てしまいますと、一見陳腐に見えなくもないですが、そうゆう裏の話を知ってしまうと、何ていうかもぉ…。
詳しくはこちらのポッドキャストから。



その裏の内情を知らなくても、それなりに充分楽しいのですが(テンポ良し、音楽良し、映像色が可愛い)、やっぱりバックグラウンドを知った方が深みが増しますし、ファンシーなカラーリングとのアンバランスさが大変に素晴らしいです。

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併せてこちら!
ラブ・アクチュアリー [DVD]
アラン・リックマン
ジェネオン・ユニバーサル
2012-04-13


ベタなのですが、大変に良いですよ!
各々それぞれの人たちのクリスマスまでのオムニバスストーリーなのですが(大統領、AV男優、作家、父子家庭等)音楽もストーリーも始終ハッピーなのが素敵です。
クリスマスに観たい映画です。

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皇居ランにハマっているsatokoちゃんに影響されまして、ジョギングに興味津々でございます。
という訳でこちらの本など☆
読みやすいし、モチベーションが上がるイラストエッセイ。

マラソン1年生
たかぎ なおこ
メディアファクトリー
2009-09-30


と、言いつつも、ランとか久しぶりすぎまして、まずは基本から〜、という訳でこちらも。



ランニング・スタート・ブック (趣味の教科書)
ランニング・スタイル編集部
エイ出版社
2008-04-26


ジョギングの良い所は、何と言っても、始めやすい!(お金がかからない、レッスン等に通わなくても良い)というのが最大のポイントですよねー。
記録アプリも結構あるらしく、モチベーションが上がります!

imgresNike+ Running
(でも、ここでもiPhone3GSだと、別でアプションアイテムがないと使えないとか…。
こちらを立てればあちらが立たなくなるのって、本当にIT所以だと思うですがどうでしょう〜。)

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本屋さんで見つけた気になる本はこちらー。



文楽へようこそ (実用単行本)
桐竹 勘十郎
小学館
2014-04-18




海外マラソンRunRun旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
たかぎ なおこ
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-03-31


レトロモダン、ジョギング、江戸時代、スペイン、着物、とか、本屋さんに行くと本当に節操がなくなりますな…!

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友人が配信している、旅のPodcastが相変わらずムチャクチャ楽しいですよ…!
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旅のスタイル研究所 - 旅々プロジェクト


この破天荒な感じ。
聴いているだけでわくわくして、旅に出たくなる感じ。
この雰囲気って何なんだろう、
日常生活をうっちゃりたくなるくらいのものすごいエネルギーを感じてしまうのですよ。

聴きながら、電車の中でにやにやしてしまいます。

土曜日は、satokoちゃんと日比谷公園のフラメンコフェスに行って来ましたー。
レッスン後にそのまま行く予定だったですが、彼女のおウチの事情により、一人で1時間待ちだったですが、確か日比谷公園って図書館があった気がするー!思って、行ってみました。
ありました、居心地が良さそうな図書館が…!
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千代田区立日比谷図書文化館

常設展示(無料)もそれなりだったですし、椅子の並びとかも良い感じー。
職場が近かったら通ってしまう感じでした。

次回、引っ越しの機会があるとすれば、
銭湯!商店街!図書館!
ですかねー。
(でも今の最寄り駅は、駅併設のカウンターで予約した本が受け取れるので、大満足なのですが。)

日比谷公会堂のカフェエリアにも、蓄音機が設置されていてレトロな音楽が流れていましたし、日比谷公園ってメッセンジャー時代の印象としましては、木陰が多くて、付近を走るとものすごく涼しい場所(木の力って偉大なのね)、としか認識がなかったですが、色々と素敵施設があるのですねー。
satokoちゃん待ちの1時間くらい、一人でものすごーくウキウキしていました☆

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日比谷公会堂/日比谷公会堂

そいで肝心のフラメンコフェスは、ちょっと舞台が広すぎたような…。
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というか、群舞ってやっぱりあまり興味がないかもと…(すみません…)。

でも男性がテーブルの上に駆け上って踊って、合わせてパルマの方たちがテーブルを叩いて拍子をとるのがとても印象的だったです。
あと最後の、皆なでセビジャーナスは良かったー!
踊りとか音楽って本来こうゆうものだよね!(上手い下手とか関係なく、皆で楽しく踊る)という感じでした。

それにしても、satokoちゃんとたくさん話していますと、いーかげんな社会人のあたしが、satokoちゃんをそそのかしているような気がして仕方ないのですが〜。
タビビトのchikaさんの話とかも、リアルにそんな人がいるんですね!!!って目を輝かせて聞かれてしまいましたわ…。

でも色んな人と出会うという事は、人生の選択肢が増えるという事だと思っているので(それによって生きていくのが楽になるような?)彼女の人生のちょっとした参考になれば良いかなぁ、という感じではあるのですけれど。

satokoちゃんがあたしに感じている事って、たぶんあたしがchikaさんに感じたのと同じような感じなのかなぁ、と思ったりするのですよね。

そうやって、知らない世界を思い知らされて、目も眩むような感じ。
きっととてつもなく、わくわくして、楽しい。
でも何となく少しの痛みを伴うような感じ。
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土曜日日光に当たりすぎて、くらくらしての帰宅だったですので、日曜日は心静かにDVD鑑賞でした。

この辺り。
ベネディクト・カンバーバッチ「ミスティック・アイズ」 [DVD]
ベネディクト・カンバーバッチ
ビクターエンタテインメント
2014-06-03


[ミスティックアイズ]は大好きなカンバーバッチさん主演でございます☆
内容は、全てが曖昧な感じ…?(良い意味でね)
カンバーバッチさん(以下デヴィット)とその弟の過去の話の齟齬(兄が母親を突き落とした、父親が弟を虐待をしていた等、二人の過去の話に一貫性がない)、弟が再び帰って来ている、という妻の言葉に対して、「分かっている、」という癖に、弟の姿はどこにもない(デヴィットが殺してしまった?)、とか、事ある毎に、デヴィットのその視線が危うく(全ての現場を物陰から見ていたりする)、狂気を孕んでいる感はあるのですけれど、結局何の説明もないまま、話は収束に向かいます。
結局何も説明されていない、という事で、作品の評価が低い方等もいたのですけれど、そこまで完全に全部を説明しなくても良いのでは、と思うのですが。

観客は事情が良く分からなくても、スクリーン内のキャラクタ達は当たり前のように知っている情報があって、それでわいわいやっている、という状況とか、結構好きなので。
全部の説明と謎解きをするのは、ナンセンスじゃないのかなぁとか持ったりするのですがどうでしょう。
ホルテンさんのはじめての冒険 [DVD]
ボード・オーヴェ
東宝
2009-07-24

[ホルテンさんのはじめての冒険]は、映像が美しいです!
スゥエーデンという事で、雪景色とそこに流れる音楽がとても素敵です。
内容は、普通の仕事人としてのホルテンさんが退職をした後に巻き込まれる様々なエピソードで、普段から旅等をしていたら普通に出会うような事に、彼は初めて遭遇していくのですね。

スタンリーのお弁当箱 [DVD]
パルソー
角川書店
2013-11-29

こちらは本当に本当に児童文学でした!
クラスメートの男の子同士皆で、意地悪な先生に立ち向かったり、お弁当が持ってこれないスタンリーに皆でゴハンをこっそりと分けてあげたり、発表会に出れないスタンリーに、その情報を流してあげたりと、全編通して友情と勇気!がキーワードなのですね。
仲間意識を持って、互いの利害は関係なく助け合うって良いなぁ。

そいで、そのまま終わるかと思ってたストーリーは、まさかの展開へ…。
両親が海外に行っているから、お弁当を作ってもらえない、とスタンリーは言っていたですけれど、既に彼の両親は事故で他界をしていて、現在の彼が帰る場所は、意地悪な伯父さんの下(飲食店経営)だった、という…。

物語中盤で、スタンリーが改めて持って来たお弁当は、その飲食店で働いている優しいお兄さんが、店の残り物(とは言ってもすごい豪華)を詰めていてくれていたという…。

スタンリーの寝床も店内の棚の上に布団を広げただけですし、これって完全なハッピーエンドではないよなー、とか思いつつも、そんな所も児童文学っぽいのですけれどね〜。

何か[海辺の王国]を思い出しました(外の世界を知ってしまった少年は、戦争で死んでしまっていたと思っていた家族の元に最終的に戻っても、彼等との間にものすごい違和感を感じてしまって外の世界をとても懐かしく思うという。)

海辺の王国
ロバート ウェストール
徳間書店
1994-06



世界の全て。
何が真実か、正義なのか判然とはしなくて(そもそも正義なんてあるのかと)、現実は個人個人に対して、時々酷い痛みを伴う。
そうしてその痛みを知った時に、新しい世界が見えたりするのが、本当に二律背反だなぁと思ってしまうですが…。

ネットの見過ぎで、具合が悪くなるほどリサーチして買ったディパックはこちらですー。

マックパック MACPAC トゥアタラ25 リュックサックTuatara 25【smtb-f】ザック バックパック デイパック トレッキングに
マックパック MACPAC トゥアタラ25

マックパックというブランドの25Lです。
独自開発の防水布を使っているそうですが、これの質感がナイロンやメッシュとは違って、ちょっとアナログなようなゴワゴワしている感じが良いのですね。
素敵!

今までマーチンのメッセンジャーバッグを色褪せる程使っていたですが、フラメンコグッズとエーゴ&スペイン語グッズが入りきらず…。



でもDE MARTINIの使い込まれてクタッとした感じは、とっても素敵なのだと思っているのです。
こんな感じになるのですね↓
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De Martini (デ・マルティーニ / マーチン)


そいで最後までこの辺りと悩んでいたですが、こちらのグレゴリの[スケッチシリーズ]は、ポケットの位置やらバッグの作りやら、自転車だけで使うのでしたら、たぶんフツーに良いと思いました。


上部をクルっと巻いて締める辺り、オルトリブのリュックサックを思い出しましたー。
でも普通のディパックよりもシルエットがシュっとしていて、何やら格好良すぎまして、今回は見送ったですが…。

あと間違いないであろう、カリマー。


パタゴニアのこちらも、比較的お安くて、使い勝手が良さそうです。


そいで沖縄からこっち、アウトドアグッズ、アウトドアグッズと騒いでおりますが、
自転車・暑さ対策・疲れにくい仕様・耐久力、とか言うと、結局アウトドアグッズになるのですよね。

お気に入りを買って、末永く使いたいです☆(故に選ぶのに時間がかかるですが…)。

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[シャーロック]遂に最終回!
SHERLOCK/シャーロック シーズン3 Blu-ray BOX
ベネディクト・カンバーバッチ
KADOKAWA / 角川書店
2014-07-04

BSを録画してくれたキャリーありがとー!

そんなこんなで土曜日は、[シャーロック3]、[旧ホームズ(昔にNHKで流していたやつです)]、[シャーロック特番]と、結局あれこれとキャリーの家でシャーロック関連の録画番組を10時間以上観ておりました…(え)。

いや何かもぉ、マイクロフトとシャーロックの相変わらずの愛情(ですよね?)が感じられる確執とか、お前本当にジョンの事が大好きだな…!というシャーロックの言動の数々とか(ベストマンに任命されて、動揺から紙ナプキンをひたすら折る姿とか楽しすぎた)、妄想とは言え、屋上ですごーく仲良さ気に笑い合うシャーロックとジムとか(たぶん色んな意味では一番分かり合える存在だと思う)、精神世界で一瞬だけ出てきたアドラーちゃんとか(やっぱり彼にとって特別?)、今までにないくらい、明るい背景色の世界とか(結婚式場の黄色い壁が素敵だった。シャーロックのタキシードに挿していたコサージュのカラーがそれに映えて良かったー)、モリーの頬にキスするシャーロックとかが(優しいキスが羨ましい〜)いちいち堪らなかったですYO…!
そいで1話〜2話までは、かつてないくらいのコメディタッチでしたのに、3話でいきなりムチャクチャシリアス&怒涛の展開…!

シーズン3からいきなり登場の悪の黒幕マグヌセンに、えぇええ?こないだまでライバルだったジムの立場は??とか思っていた矢先の、最終場面がもぉね…!
やっぱりジムって特別なのねー。

3話のラスト。
シャーロックとジョンが別れる飛行場の場面の、芝生の緑が本当に綺麗だった。
一緒に過ごしてくれてありがとう、と言って握手をする親愛が本当に良いね。

あぁもぉ!レンタルが始まったらも一回観なきゃですよ…!

&キャリー、ゴハンとか作ってくれて本当にありがとー!
来年目標で、イギリスでシャーロック・ツアーをぜひぜひしようね☆

あのもぉユニコーンぎゃんだむの映画があまりに良かったので、感想です!
(※怒涛の展開すぎて、時系列はバラバラ&ネタバレ含みます。)

機動戦士ガンダムUC 7 [DVD]
内山昂輝
バンダイビジュアル
2014-06-06



・冒頭、
ファースト

Z

ZZのパイロット達がそれぞれガンダムに乗る決意をするシーンの回想から始まるって何なの…!
確かに発端はそこで、そこから全てが始まったのだけれど。
描き直しされていないそのままの古い映像を使っているのが、感慨深い。
あまりに良くて、例え本編の結末があまり良くなくても、まぁ良いかー、とか思ってしまったレベル(と思ったら、本編もムチャクチャ良かったですが…!)。

・ハマーン様が死ぬ場面を初めて観てしまった。
「お前たち、子供が…!」
「強い子に、会った…、」
やっぱりキィワードって、戦争に巻き込まれる子供(そして兵器を操る事になる)、というのが連綿と続く流れなのだとなと。

・無理をするな、というジンネマンに、
…ありがとう、
と決意を秘めたように答えて出撃するマリーダさん。
ちょっと死亡フラグのよう、と思ったらその通りの結末に…。

・マリーダさんが最期にジンネマンの元に帰ってくる辺りとか、本当に泣けた。
一度くらいは泣ける場面があるんだろうなぁと思いつつ映画館に行ったですが、一度どころか3,4回そうゆう場面があったのは…。

・エコーズの皆さんも大活躍。
弾道の軌跡とか、宇宙での戦闘シーンの迫力が半端ない。

・ブライト艦長が最後もう少し頑張るかと思ったですが…。

・ラプラスの箱の正体は、無理なく納得の展開。
そいでよく観れば、第一話で既にラプラスの箱が映っているという事実…!

・タクヤの、
「地球連邦軍に就職するにしても、ハイスクールくらいは出ておかなきゃな(だから無事に帰って来い)、」
という台詞が歳相応で良い。

・必ず私の元に帰って来なさい、と、バナージに命令口調のミネバ様が素敵。

・全編通して、作画&動画にオソロシク気合が入りまくっていて、どうしようかと…!
始終抜群の安定感。
CVの皆さんの演技も素晴らしくって燃える…!
やっぱり映像(動画・タイミング)&お芝居&BGMのコラボレーションってすごい。

・最後間近の、アムロとシャアとララァ絡みの演出がズルい…!
「もう、良いのか?」
「あぁ、後は若い者に託そう、」
「うふふふ…」
ってこのやり取りとかが、ぬぉおおおお!と思わずにはいれない。

・でもちょっとだけ、アムロもシャアもララァも、勝ち逃げのようだと思ったり。
だってお互いに魂からの共鳴を感じられて、それに触れる事ができたのだから。
何だかんだでこの三人って、やっぱりガンダム史上一番幸せだったのではないかと。

・そいで一年戦争の時分には子供だったアムロやララァやシャアが、今の子供(バナージやミネバ様)にそうゆう台詞を言うのは不思議な感じ。

・常にニュータイプの傍らに居る事になって、それに関係する生死を見つめて来たブライド艦長の事を思うとちょっと切ない。

・祈り、託す、願い、勇気、人と繋がるという事、とゆうのが正に福井さん(原作者の方)っぽい。
そいでこの方の文章や話の雰囲気が、何となく有川浩さんに近いようなイメージ。
[終戦のローレライ]から、この辺りも読んだのですけれど、決して絶望はしない光のようなものが常にある感じ。
それが嬉しい。

6ステイン (講談社文庫)
福井 晴敏
講談社
2007-04-13






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というか、もっと色々と思った所があったですが、展開が怒涛すぎて思い出せない…。
ともかく最初から最後まで、うわー、うわー、うわー、と思いっぱなしの映画でした。

ガンダムとかマニアックな話でどーもすみません…、という感じですが、でもカテゴリ(洋画・邦画・舞台・音楽・ライヴ等)関係なく、良いものは良いんだという事でひとつ。
(仮にこれがガンダムじゃなくても、きっと良いと思える作品だと思うです…!)

お久しぶりですが生きています。
16年振りに、いいともに出演したオザケンに衝撃を受けて(ナニあのするっとさらっとギターの弾き語りをやってしまう技と、全然変わっていないお声…!)死ぬほど![今夜はブギー・バック]を聴いたり、TOEICに初申し込みをしたり、フラメンコのharukaちゃんと、夜中の深夜バス乗り場待合場でスタバラテを片手に3時間近く喋ったり、スペイン音楽関係のCDを買ったり、飲み会の帰りに酔っ払った勢いで、深夜の1時過ぎに友人らに電話をかけまくったりしておりました。

そいでね!オザケンのいいともでの弾き語りは、

>1(イチ) 2(ニ) 3(サン) を待たずに
>16小節の旅のはじまり

から始まるのですが、このスタートに無性にどきどきするですよ…!

併せて他の曲の弾き語りも観たですが、何て言うか、完全にパッキングされているCDよりも、弾き語りの方が断然良いと思ってしまいました。
音楽の自由が感じられるような?

もし今自分が高校生とかで、こんなふうに弾き語るオザケンを観たら、バイトをしてギターを買って、一生懸命曲を練習をしてしまうよなぁ、とか思いました。

LIFE
小沢健二
EMIミュージック・ジャパン
1994-08-31



スペインCDはこちらなど☆
Con Quien Se Queda El Perro
Jesse & Joy
Warner Music Latina
2012-12-04


Techari Live (W/Dvd)
Ojos De Brujo
Six Degrees
2008-03-18


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そうこうしていましたら、5月末に沖縄旅行に行く事になりましたよ…!
夏好き!太陽好き!!とか豪語しているわりには、長時間陽に当たっていると、何となく具合が悪くなるという詐欺のような体質ですので、
沖縄

暑い

熱中症対策

夏フェス!
とか思い立ちまして、夏フェスファッションを調べ始めましたら、何か楽しくなってきたー!

取り敢えず、アウトドア用のサンダル(たくさん歩いても疲れない、乾きやすい。以前ビルケンで海に入ったら、エラい事になったです…)と、日除け用にサファリハットをゲットです☆
アウトドアグッズは、質実剛健な所が良いですねー。
そいでそれを購入するということは、必要に迫られている(絶対そこに出掛ける用事がある)という訳でして、普通の服を選んだりするより、夢があると思ったですよ。

アウトドアアイテムと言えば、メッセンジャー時代の友人のaoiさんを思い出します。
彼女は当時からアウトドアグッズを持っていて、その幾つかを紹介してもらったりしたのですが、当時の自分は、え?それオシャレじゃなくない?とか思って、やんわりと否定していた部分があったのですが、今になって、うぬぬ、こうゆうのじゃなくて、aoiさんが持っていたような物が欲しいかもー、とか今更思い始めるのは、何て言うか人生の妙。
必死にその形状とかの記憶を手繰り寄せている…。

という訳で、アウトドアサンダル&サファリハット&古着屋さんで購入した400円Tシャツ(花火みたいで素敵なタイダイ☆)&ジーパン素材のショートパンツで(洋服の総額2,000円以下という…)、夏フェスっぽくないかしら〜?
こんな感じ↓
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アウトドアグッズはこちら↓







これにアンクレットをコーディネートしたーい。
アンクレットは、夏のちょこっとエロいアイテムだと、昔から思っているのでした(あたしだけ?)

沖縄関連のDVDもちょこちょこ観ておりまして、取り敢えずは定番のこの辺りなど。
ニライカナイからの手紙 [DVD]
蒼井優
ポニーキャニオン
2006-01-24


蒼井優ちゃんを久しぶりに観て、そうだー、こうゆう演技とか雰囲気の子だった、と思い出したり。
そいで彼女の何がとても綺麗かって、その横顔のラインなのではないかと。

そいでムチャクチャ良かったのはこちら!
琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。 [DVD]
幸地尚子
オンリー・ハーツ
2010-05-21


このぐだぐだ感が堪りませんな…!(褒めてます!)
他にも音楽が入るタイミングとか、オムニバスの間を繋ぐアイキャッチとか、EDのブラジルっぽい(と勝手に思ったですが…)曲とかもツボでした…!

本当にオススメですので、興味がある方はぜひに☆

無性に他言語が気になりすぎまして、あれこれとヨーロッパ系のDVDを観ております☆
ゲオの宅配レンタルで、7枚✕3ラウンド分を借りたので、計21枚とか(おぉ)。
取り敢えず良かった映画メモ☆
(※ネタバレ色々と含みます)

スペイン語&フラメンコ(もしくは、すごいライトでお気楽な話)なら言う事なしですので、こちらのDVDとか大変に良かったです。
屋根裏部屋のマリアたち [DVD]
ファブリス・ルキーニ
アルバトロス
2013-01-09


パリに出稼ぎに来ているスペイン人のメイド・マリアが、初仕事での大掃除を完了させるために、窓から同郷の友人達を呼び集めて、皆で分担して仕事をこなして行く所からしてわくわくしました。
マリアの大家兼雇い主でもある実業家のジャン=ルイが、彼女の事が気になってしまって、いきなりスペイン語を習い始めて、ある朝からいきなり「Buenos dias〜」とか挨拶をし始めるのが可愛いですな…!

そいでパリの屋根裏に住むスペイン人の皆さんで、友人の一人の結婚が決まったお祝いだーって言って、ワインやらギターやらを持ち出して、夜中にフラメンコを踊り出すのとかが堪らんですよ…!
好戦的に、意味ありげに視線を合わせて微笑んで、踊り始める…、っていつになったらこうゆう事ができるようになるのかと〜。


あとこちら。
マルティナの住む街 [DVD]
キム・グティエレス
オンリー・ハーツ
2012-01-06

婚約者に逃げられた花婿と、その従兄弟2人との、ひと夏のハートウォーミングストーリーとでも言いましょうか。
花婿を慰めるために、男3人で以前に夏を過ごした田舎の村に行くのですが、海があるその村で、過去の知り合いのために一肌脱いだり、お祭りに参加したり、遊園地に行ったり、海に行ったりするですが、何がアレかって、太陽の陽射しの元、ビール片手に街をだらだらと歩いているシーンばっかりですよ…!
平和〜。
最初の結婚式場でのシーンで、色違いのネクタイを絞めている3人がコミカルでオシャレ&カッコ良いですし、村についてからの、お揃い色違いのTシャツ&カーゴパンツ&麦わらスタイルも可愛い。
3人のやり取りも、本当、男同士でバカやっているなー、とにやにやしながら観てしまいます。
DVDジャケットのより、こちらの画像の方が、伝わりやすいと思いました☆
正にこんな感じ。
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あとこちらがすごーく良かったです…!
ペーパーバード 幸せは翼にのって [DVD]
イマノル・アリアス
ジーダス
2011-12-22

フランコ独裁政権下のスペインが舞台なのですが(この辺りの歴史が不勉強なので、本で調べなければと)、芸人一座とほぼ天孤独の男の子とのお話です。
と、聞いた時点で、展開は薄っすらと読めなくもないですが、軍部が放った密偵が、一座に親愛の情を抱くようになってしまって、そこから一体誰が黒幕(総統を暗殺しようとしている)なのかが分からなく展開が、上手いなー、と。

最後辺りの駅でのシーンですが、もう絶対に二度と会えないだろうと痛感せずにはいられないような、とんでもなく胸の痛みを伴うほどの、電車や船での別れとは、一体そこにどれほどの思いが生まれるんだろう、と思わずにはいられません(そんな状況下に置かれる事がない方が、絶対に良いとは思ってるのですけれど)。

そいでステージでのラストシーン。
いつの間にか、観客が自分が過去に関わった人たちに変わっていて、舞台上で演じるのも、過去の最も幸せだった時間を共有した人たち、という時点で本当に泣けてきました。


ペネロペ・クルスが出ているので、観てみたのがこちら。
ボルベール<帰郷> コレクターズ・エディション [DVD]
ヨアンナ・コバ
ギャガ・コミュニケーションズ
2008-01-01

DVDのメニュー画面がフランコっぽい〜、とテンションが上がったですが、最初はイマイチどんな話なのか掴みきれず…。
娘が父親を殺してしまう件から、あれ?これサスペンス?とか思ったですが、観ていくとどうやらそうでもないらしいと。
親子間の確執やフラメンコ音楽やちょこっとミステリーが混ざったような、不思議な感じの映画でした。
そいでこれは途中で、ペネロペが歌うシーンがあるですが、パルマ(フラメンコ音楽の手拍子の事)が始まるともぉ無条件で、本当にどきどきしてしまいます。


物語としては重たいですが、バルセロナの景色の映像が本当に綺麗なのがこちら。
Biutiful [Italian Edition]
Javier Bardem
Universal Pictures
2011-06-22

ストーリーが重たくて痛々しい分(ヒトは自分の都合でしか生きていく事しかできない)、余計バルセロナの街が綺麗に観えるような気がしました。


ダークファンタジーの[パンズ・ラビリンス]。
パンズ・ラビリンス [Blu-ray]
イバナ・バケロ
アミューズソフトエンタテインメント
2013-05-22

これは完全に日本公開時の、ポスター詐欺だと思ったですが…!
こんなきらきら&ほっこりファンタジー感は欠片もないですよ。

登場する光の世界からの使者や、モンスターデザインがアートながらもどこかグロテスクですし(そこがとても良いのですけれど)、現実世界では、軍とゲリラが交戦をしていて、軍に捉えられたゲリラ兵の拷問をされるシーンはあるし、軍人もゲリラ兵もどんどん死んでいくのですね。
ファンタジー部分では、食卓に並んだ料理の前に座っていた顔のないモンスター(なの?)が、ピクリと指先から動き出して背後の迫って来るシーンとか、真剣に怖かったです…。

それでも全体的に沈んだ青色のような映像のお色がものすごく綺麗ですし、実際その光の世界が、夢か現か判然としない、という部分も、ものすごくしっくり来る物語でした。

余談ですが、海岸版のポスターがたぶんこちら。
(ネットから拾わせていただきました。)
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こっちの方が断然ストーリーを捉えていると思ったですよ。
こうゆうのを見ると、コミュニケーションデザイン(人に伝えるデザイン)ってこゆことかー、とか思ったりするのですが。
だって日本版の方は、完成度は高いのかもしれないですが、全然物語の真髄を突いていないような気がしてしまうのですよ(すみません…)。


他にスペイン関連ではないですが、こちらも大変にオススメでした。
マリーゴールド・ホテルで会いましょう [DVD]
ジュディ・デンチ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2013-08-02

極彩色で彩られたインドの街並みや、生きている人間のものすごいエネルギーが感じられる現地の人々の映像が本当に良いですし、シニアになった英国人の皆さんがインドで各々の人生をじっくりと見直す(けれども、自分は自分のままでしかいられないような)というストーリーも良いです。

人生で初めてインドに行くんだ、と言って、皆がどきどきと不安が入り混じったような様子で、空港で時間を過ごすのも、スペインに行った時の自分の状況を思い出したりしました。

音楽も、インド音楽が現代風にアレンジされている感じで、これは絶対にサントラが欲しいですよー。
Best Exotic Marigold Hotel
Various Artists
Sony Classics
2012-05-01


DVDのメニュー画面が始まった瞬間から、その音楽に燃えたのです…!
色々含めて、インドに断然行きたくなる映画でした。

ヨーロッパに行きたいよねー。
スペインのお祭りに参加したいよねー、とかいいながら、毎度お馴染みフラメンコのsatokoちゃんと、ムチャクチャ頭の良い高校に通っていて、スペイン語が、英語が、世界文化を学ぶ授業を来年からとるんですよって言っているayaneちゃん(高校生ながら、既にそうゆう事を勉強できる環境というのが羨ましすぎる…!)と梅の下、肩を並べて歩く不思議。

てか、その前にフラメンコ音楽のスペイン語の話をしている最中に、「…今、メキシコ料理の事を連想していませんでした?」ってsatokoちゃんに突然言われて、ビックリしたー。

え?何で?メキシコ??って聞いたら、やー、今あたしがそれを考えていたんですよね。いつもだいたい同じような事考えいてるからオレンジさんもそうかなぁと思って、って言われたですが…。いつもて…。
ぬおぉおおお、何かそれって色んな意味でのコクハクっぽい(chiemiさんには大笑いされたですよ…。)

でもその後、[ローマでアモーレ]の話をし始めたら、密やかに笑いながら、観ましたよー。そいでそれは正に今考えてた事ですよーって言われて、ナイスなタイミングすぎて、これには笑えたです。

あぁ、何か奇跡的なこのタイミングなんぞ〜、と思える女子にちょこちょこと出会うよなぁ。

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ところで、パリは皆が良いって言うから、一度は行ってみたいと思うけれど、何かタイミングが合わないなと…。

行くタイミングというより、それに触れる機会とかそうゆうの(映画・本・テレビ含)。
そうゆう状態を、(その場に)呼ばれていない、と言うそう。
バックパッカーの友人達は、揃ってこうゆう感覚を持っているようで、場面場面で結構色んな人にそうやって言われました。
呼ばれていないから、まだその場に行くタイミングではないっていう感じ。

そうなると、スペインが気になりすぎている現状は、たぶん呼ばれまくっているのかしらんと…。
スペイン関連の映画この辺りが無性に気になっております…!

Biutiful [Italian Edition]
Javier Bardem
Universal Pictures
2011-06-22



マルティナの住む街 [DVD]
キム・グティエレス
オンリー・ハーツ
2012-01-06



ペーパーバード 幸せは翼にのって [DVD]
イマノル・アリアス
ジーダス
2011-12-22



サルバドールの朝 [DVD]
レオノール・ワトリング
アミューズソフトエンタテインメント
2008-03-26


靴に恋して [DVD]
アントニア・サン・ファン
エイベックス・トラックス
2005-05-25



[靴に恋して]は、大昔装苑に載っているのを見た事を思い出して、何やら感慨深いです。
まさかスペイン関連だったとは…。

あとこちらが、パリ✕スペインだそう。

屋根裏部屋のマリアたち [DVD]
ファブリス・ルキーニ
アルバトロス
2013-01-09



取り敢えずGEOでレンタル〜。
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次回旅に行くなら、もう少し英語やらスペイン語やらでコミュニケーションとれたら良いなぁという事での下地作りのためのTOEICでございます。

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉
Educational Testing Service
国際ビジネスコミュニケーション協会
2012-06


というか、ゴガクに関してどうしたら良いか本当に分からなくなってきていますー。
もっと効率的な勉強(という感覚もあまりないですが)の仕方があるんじゃないかなぁ、とか思ったりですね。
でも、英会話・勉強方法とかでググると、何かもぉすごい事になっております。

とにかく喋れ、文型ってやっぱり大事だよ、初級から英検準2級のクリアから目指した方が良い、NHKの語学番組はやっぱり秀逸だから、それをひたすら使い倒す、TOEICは高得点がとれるからって、話せるようになるかはまた別の問題、多読が重要、英語DVDを1日30分以上は観る、などなど。

少し勉強をすると、上記で言っている事がどれも正しい事が大変に分かりますが…。
そこでどうするかっていうのが問題なんだよなぁ。

やる事を絞った方が良い

でも何か自分が信じられなくなる
という無限ループ中。
うむむ…。

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