オレンジにっき☆

オレンジのフラメンコ&音楽&読書&日々の徒然です。
イラストにオンマウスで一言入っていたりいなかったり。

2014年01月

erika様に借りたこちらの漫画ですが…、すっごい表面を撫ぜるような感じなのですね。
何て感覚的。



でもね!ストーリーより何よりも、
流れで、人種が全く違う3人の男女が同衾する事になった場面で、

「なかなか無いと思うわぁ、
インド人(インディアン)とフランス人(フランセーズ)と日本人(ジャポネ)が、並んで眠る、
あなたたちは、見たこともない遠い国のひと、」

という件が大変に素敵でした(これは1920年代が舞台なので、今よりももっとそんな事がなかったのではないかと)。

別にこゆことがやりたいっていう訳ではないですが、そうやって、宗教、言語、肌の色やバックグラウンドが全然違う人と深く知り合うってどんな感じなんだろう、と思って、それを感じたいと思って、語学をもっとやらなきゃー!とも思ったのですよー。

シェアハウスには過去何人かの異国人(いこくびと)がいたりもして、普通に話したりもしましたが、言葉の違いから来る遠慮か、どことなく深く知り合える事がなくて、あぁ、すごーくもどかしい!と強く思っていたのですよね。
語学なんてただのツールだよ、フィーリングで何とかなるよ、というのもある意味正論だとは思うのですが、それだと自分は結局その核心は分からなくて、曖昧に誤魔化してしまう事が本当に嫌になったんだよなぁ、という思いを再認識したのでした。

我らがフラメンコの先生のchiemiさんたちの音楽ユニット、Piano Flamenco Unit LS3のライブを観に自由が丘へ行って来ました☆

140125

ピアノ✕フラメンコがムチャクチャ楽しかったですよ…!

ピアノが舞台に対しては背を向けているので、ピアノの譜面台に鏡を置いてお互いにアイコンタクトをとれるようにしているのが本当に素敵だと思って、相変わらずのobuchiさんの楽しいMCも(てか最近obuchiさんのファンのようだわー)、その響く歌も、chiemiさんの踊りも、グレイト〜!

初っ端からのハモるメロディからしてとっても心地良くって、そっからラストまで、楽しくって素敵で始終にやにやしてしまう頬を抑えようとして、あぁあああ、何かヘンな顔になってしまう〜とか思っていたですよー。

会場は洞窟のような作りのお店で、床に板を敷いてのフラメンコだったですが、足を打つ音がよく響いて大変に気持ち良かったですし、その薄暗さや窓がない事が(地下1階だった)、地上とは完全に別世界のようで、まるで人類が殆どいなくなってしまった地球上にただこの場だけがあって、そいでいよいよ明日が地球最後の日と知っていながらも、皆で音楽を楽しんでいるようだなぁとかこっそり思っていたのです。

西日暮里のタブラオよりも距離が近くて、全体的にTHE☆フラメンコ!とはまたちょっと違う方向性で、こうゆうのもとっても楽しいのですねー。

太鼓を使った音楽が、何となく大航海時代なイメージでもって、壮大で印象的で、大変に好みでした☆
グワヒーラでのピアノとの掛け合いも、ちょっとした遊びみたいな演出で楽しかったですし、途中chiemiさんが跳ねた瞬間の照明の中に、シージョ(肩にかける衣装)が、ぱぁっと舞い広がったシルエットが美しくって、おぉおおおお!描きたい!と思ったのでした(無性にそうゆう衝動が起こる時があるのってあたしだけでしょうか〜)。

そいで一部のchiemiさんの衣装も、いつもよりややラフな感じで可愛いかったですし(膝上までフォルダを上げる踏むステップは素敵です!)、二部のいつもとは違う、ちょっと普通っぽいフォーマルなジャケット&パンツの衣装✕淡いカラフルなコサージュ&フォルダも、そこまでフラメンコっぽくなくて(それでも踊りはガッツリのフラメンコ!)日常の非日常という感じで無性にわくわくしてしてしまいます。

最後の[Arrinconamela]は、トニー・ガトリフ監督の映画[ベンゴ]のサントラCDで聴いてムチャクチャ気に入っていて、エンドレスで聴いていた曲だっ たですが、ピアノが入ると全然雰囲気が違うですね。
ギターとはまた違って凛とする感じ。
そいで知っているメロディは大いにテンションが上がります…!!

ベンゴ オリジナル・サウンドトラック
サントラ
ワーナーミュージック・ジャパン
2001-04-11


本当にとってもとっても素敵だったので、機会とご興味がある方はぜひに☆
次回は2/28(金)。
キャリーとか連れてきたいなーとか思ってしまいましたの…!

ひとまず1日2時間から、エーゴやってまーす。
やっぱり改めて文法を真面目にやろうかと思って、こちらを購入〜。



おぉおおお、解説が何て分かりやすい…!
てか中学生用のテキストとかも(基本は中学英語という事で)、すごーく分かり易いものが多くて、良い時代だなぁって思ったですよ。

単語はDUOで☆
DUO 3.0
鈴木 陽一
アイシーピー
2000-03


併せてスペイン語も日々ちょこちょことやっていますが、だんだんと難しくなって来ておりまして、今シーズン(NHKのラジオ&テレビ講座)は、流れを掴むような感じかなぁと。





そいでひとまずはエーゴ一本に絞ろうかとも思ったですが、何だか抑えきれないような、あぁああああ、本当に気になる!と思うスペイン語への衝動がどうしようもないので、2年計画くらいでどうにかして行こうかと。
寧ろフラメンコと共に7年後の東京オリンピックの時くらいには形になっていて欲しいなぁ、という感じでやや気長に構えております☆

そいで語学は1000時間が一応の目安という事で、1000マスの表をプリントアウトして手帳に貼って、1時間やる毎にシール貼ってみてます☆
オンライン管理がどーにもダメダメだったので、それならやっぱりアナログだー!という事で〜。

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またまたタブラオに行って来ました!
うーん、やっぱり超・安定の我らが先生・chiemiさんの踊り。

&Achiemiさんのアレグリアスは、動きと振りが本当に軽快で可愛くてコミカルで、ワクワクする感じなのですね。
以前観た時に、本当に印象に残っていたので、絶対もう一度観たいって思っていたのです!

buchiさんのいつものグダグダMCも(だから褒めてますってば☆)、カホンが本業のYO助さんの、なんちゃってフラメンコも(無性に格好がついているのはなぜなのかと〜)、INACCHIさんのギターのメロディも、相変わらず素敵ー。
そいでその方たちとすっかり顔馴染みになっている不思議。

そいでタブラオの何が良いかって、途中休憩&終わった後に、奏者さんや踊る方たちが、ビール片手に客席に来て当たり前のように話す事ですねー。
この身近な感じが本当に良いなと☆

緊張感を持って踊る姿を観るのも好きなのですが、舞台が終わって退場する時の、エキシビジョンみたいなのがお気に入りです☆
あれはちょっとした遊びのようで、でも本当に楽しそうで、自分の中では結構テンションが上がるポイントになっているのですが、どうでしょう〜。

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同居人の人たちと、古着屋に行ったり、ゴハンを食べに行ったり、夜の江ノ島の海に行ったりしていました。

そこでの冬の夜の海の灯台の灯りとか、すごーく冷たい空気とか、絶え間ない波の音とか、そこでする他愛なさすぎる会話とか、江ノ電の夜のホームとかが、本当に印象的なのでした。

そうゆう時間の重なり、特に大事(おおごと)にしなくても素敵だって思える日常は尊いですね。
なんでもない日、おめでとう(@ほぼ日手帳)ってこうゆう事なのではないかと☆

ゼロ・グラビティ]観ましたー!

140114
ゼロ・グラビティ

ただの宇宙パニックものかと思いきや(予告編が本当にそんな雰囲気だったので)、コンセプトがムチャクチャ良かったですよ…!

全体的な雰囲気が、
「絶望に立ち向かう勇気を持て、」
と敢然と言い放った某艦長さんをこっそりと思い出したと言うか…。

終盤で、無線も通じず、燃料もなくなってしまった宇宙船のコクピット内で絶望に打ちひしがれる主人公の目の前に、宇宙に流されてしまった(死と同義語)上司の方が「これは奇想天外な話だ、」って言いながらハッチを開けてその中に入って来た時点では、あぁ、彼は生きていたんだ。これはちょっとご都合主義っぽいかなぁって思っていたら、実はそれが主人公が見ていた綺麗な幻影だったという事とか、その幻影の彼が、彼女へ希望の道を指し示してくれる言葉をやんわりと残してくれる辺りとかが、悲しいながらも、人の善意をただ純粋に信じたくなってしまうような気持ちにさせられて本当に堪らなかったです。

全体を通して宇宙に鳴り響く音楽(無線を通して、作業中に流していた)も、絶望の淵でも怖いくらい綺麗に見える地球のコントラストも本当に本当に印象的でした。

そいで最後に大気圏に突入するぎりぎりの状態で、
「たとえどうなったとしても(死んでしまったとしても)、これは私にって最高の航海だった!」
と言い切れる、主人公の自分との決着にも心が打たれて、これは本当に良い映画だー!と思ったのですよ…!

蛇足ですが、ぎゃんだむとかでは、当たり前のよーに宇宙に居を構えている人類も居る訳なのですが、この閉塞感と、心許なさと、絶望感が宇宙空間には常に付き纏うのだとしたら、コロニーに住んだり、いつ落とされるかもしれないモビルスーツ(人型兵器)に乗って戦争をするとかは、とてもじゃないけれどできないよなぁとか、思ったです…。

比べる対象がそこかって言われそうですが、人類なんて本当にちっぽけな存在だと思い知らされました。

ご興味のある方はぜひぜひ観て下さい☆
できたら3Dで音響がgoodな映画館がオススメですー。
オフィシャルサイトの画像や、YouTubeの予告を観ているよりも、本編の方が全然良いのでぜひに!

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